雨に濡れた先生の黒パンスト…。妖しく光り輝き、ボクを惑わすその艶めきはまるで夢のよう。美術作品の制作に没頭する生徒が追い求める肉体の神秘、美脚のエロス、女性のカラダそのものが放つ芸術的な色気。あらゆる感情が研ぎ澄まされた思春期の生徒の、目に、心に焼き付いたそれらの光景は見たい触りたいという好奇心を生み出す。性欲などという簡単な言葉では片づけられない感情。生物的な本能が刺激された生徒の真っすぐな欲動を一花は受け入れる。婚約者がいようと、生徒と先生の関係であろうと許されるはず…この出来事は大雨の日の夢まぼろしなのだから…。