旦那に抱かれた夜、いつもやりきれない思いでいる。そんな私の思いなど知ることもなく、旦那は満足気な表情でグッスリと眠っている。一流企業の重役である私の旦那。経済の面では何不自由のない生活を送っているが、性については不満がある。歳を重ねるにつれて性欲の増す私に対し、旦那は正反対に性欲を失っている。いつも同じ流れで行われる、まるで作業のような淡白なセックスでは物足りない。もっと激しく抱いて欲しい...。ドMな私は、縛られたり、叩かれたり、そんなセックスで興奮するのである...。そう思いながら旦那の寝るベッドを抜け出し書斎で過激なAVを観ながらオナニーをするのである..。ある日、いつもの様にアダルトサイトの閲覧をしていると、「出演者募集」のインターネット広告に目が止まった。旦那とのセックスでは絶対に味わうことのできない過激なセックスを体験できるチャンス。そう思った私は、応募することを躊躇しなかった。当日、指定されたホテルへ行くと、想像通りの筋肉質な男性が待っていた。彼は私を強引に抱き寄せ、唇を奪った。ジュルジュルと音をたてて舌を吸われ、味わったことのない過激なキスに意識を奪われる。彼の手は腰回りから胸へと流れるように移動し、気がつけば下着を脱がされていた。キスで火照ったカラダは、信じられないぐらい敏感になっていて、乳首を吸われただけで腰から崩れそうになる。その後のことはほとんど覚えていない。しかし、無我夢中でもがき喘いだ記憶だけは残っていた。男優とのセックス、癖になっちゃいそう...。